風邪の養生
平成26年 12月 14日(日)
冬の寒いこの時期、風邪が流行ってきていますが、皆さんは大丈夫でしょうか?風邪という病気は、ほとんどの方が年に1~2回はひく一般的な病気ですが、「風邪は万病の元」とも言われますので、普段から罹らないように気を付けたいものですね。
それでもひいてしまった場合の対処ですが、中には勘違いをされている方もいるようですので、少しお話します。
まず、風邪をひくとすぐに風邪薬を飲んで治そうと思われますね。
ところが風邪というのは、ウイルスが原因です。
インフルエンザの場合は抗インフルエンザウイルス薬(タミフル、リレンザなど)で効果がありますが、風邪の場合は薬でのウイルス撃退の効果はありません。
つまり風邪に効く薬というのは無いのです。
咳や鼻水を抑えると言われますが、これも対処療法で、治しているのではありません。
ウイルスと戦った結果治るのは、自分の免疫細胞の白血球やマクロファージ、NK細胞といった免疫力のお陰なのです。
ですから、いかにこの免疫力を上げるのを助けるかが、風邪撃退のポイントになります。
ところで、風邪をひくと熱が上がることがありますが、これはなぜでしょう?
熱が上がると「これは大変!」とばかりに解熱剤を飲んで熱を下げようとしますが、この熱は必要があって上がるのです。
ウイルスは熱に弱いので、身体がウイルスを退治するために、熱を上げて対抗している自然な生体反応です。
ちなみに熱が1度上がることで、免疫力は5~6倍上がると言われています。
逆に熱が1度下がると、免疫力が30パーセントも下がるそうです。
ですから37~38度の熱でしたら、すぐに薬を飲んで熱を下げようとはせず、足湯をしたり、温かいものを飲んだり、布団に入って暖かくして寝るなどして、身体を暖かく保つようにした方が早く治ります。
解熱剤は40度以上の熱が続くような時には、脳にダメージが出てしまうことがあるので、このような時には使った方が良いようですね。
熱が上がるのも、咳が出るのも、鼻水が出るのもみんな、ウイルスを撃退するために身体が戦っているための生体反応ですので、本来は薬で抑えない方が良いのです。
ただ、咳や鼻水で苦しいと十分な睡眠が取れず、体力の回復の面で薬を使いたくなる気持ちもわかります。
一時的に薬を使うにしても、「いま、自分の身体が一生懸命にウイルスと戦ってくれている」という感謝の気持ちを、自分の身体に持っていただきたいと思います。
「私の身体にありがとう」
健康な時には当たり前で感謝もされず、具合が悪くなると文句を言われたのでは、自分の身体がかわいそうです。
具合の悪い時こそ、ご自分の身体に愛情を与えてあげてくださいね。
佐野市の気功整体
頭痛、肩こり、腰痛にはソフトカイロプラクティック秋元
冬の寒いこの時期、風邪が流行ってきていますが、皆さんは大丈夫でしょうか?風邪という病気は、ほとんどの方が年に1~2回はひく一般的な病気ですが、「風邪は万病の元」とも言われますので、普段から罹らないように気を付けたいものですね。
それでもひいてしまった場合の対処ですが、中には勘違いをされている方もいるようですので、少しお話します。
まず、風邪をひくとすぐに風邪薬を飲んで治そうと思われますね。
ところが風邪というのは、ウイルスが原因です。
インフルエンザの場合は抗インフルエンザウイルス薬(タミフル、リレンザなど)で効果がありますが、風邪の場合は薬でのウイルス撃退の効果はありません。
つまり風邪に効く薬というのは無いのです。
咳や鼻水を抑えると言われますが、これも対処療法で、治しているのではありません。
ウイルスと戦った結果治るのは、自分の免疫細胞の白血球やマクロファージ、NK細胞といった免疫力のお陰なのです。
ですから、いかにこの免疫力を上げるのを助けるかが、風邪撃退のポイントになります。
ところで、風邪をひくと熱が上がることがありますが、これはなぜでしょう?
熱が上がると「これは大変!」とばかりに解熱剤を飲んで熱を下げようとしますが、この熱は必要があって上がるのです。
ウイルスは熱に弱いので、身体がウイルスを退治するために、熱を上げて対抗している自然な生体反応です。
ちなみに熱が1度上がることで、免疫力は5~6倍上がると言われています。
逆に熱が1度下がると、免疫力が30パーセントも下がるそうです。
ですから37~38度の熱でしたら、すぐに薬を飲んで熱を下げようとはせず、足湯をしたり、温かいものを飲んだり、布団に入って暖かくして寝るなどして、身体を暖かく保つようにした方が早く治ります。
解熱剤は40度以上の熱が続くような時には、脳にダメージが出てしまうことがあるので、このような時には使った方が良いようですね。
熱が上がるのも、咳が出るのも、鼻水が出るのもみんな、ウイルスを撃退するために身体が戦っているための生体反応ですので、本来は薬で抑えない方が良いのです。
ただ、咳や鼻水で苦しいと十分な睡眠が取れず、体力の回復の面で薬を使いたくなる気持ちもわかります。
一時的に薬を使うにしても、「いま、自分の身体が一生懸命にウイルスと戦ってくれている」という感謝の気持ちを、自分の身体に持っていただきたいと思います。
「私の身体にありがとう」
健康な時には当たり前で感謝もされず、具合が悪くなると文句を言われたのでは、自分の身体がかわいそうです。
具合の悪い時こそ、ご自分の身体に愛情を与えてあげてくださいね。
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