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ソフトカイロプラクティック秋元


蝕手話の老夫婦

平成27年 5月 17日(日)

今日は朝から晴れのお天気で、気温も30度近くまで上がった夏日でした。

特に出かける用事も無い日曜日でしたので、義母に頼まれた庭の木の剪定をしたくらいで、後は家の中で本を読んだり、ネットでブログ記事を読んだりのまったりとした休日です。


夜になり、新聞を読んでいるとテレビ番組の反響欄に、今月3日に放送されたNHKスペシャル「見えず、聞こえずとも~夫婦ふたりの里山暮らし~」という番組の感想が書かれていました。

「蝕手話」夫婦に見る幸せ・・・とありますが、蝕手話とは何でしょう?

便利な世の中で、今は見逃したテレビ番組も、無料の動画サイトで視聴することが出来ますので、見てみることにします。


京都・丹後半島の山あいにある、世帯数20件にも満たない小さな集落に住む梅木好彦さん(68)とその妻の久代さん(65)

久代さんは2歳の時に原因不明の熱病に掛かり、聴力を失ってしまいました。

その後、成人して結婚しますが後に離婚。

30歳頃から視力に障害が出てきて視力も失いました。

失意のどん底で自殺も2回試みたそうです。

そんな中、16年前に好彦さんが、聾唖者のボランティアとしての活動で久代さんと出会いました。

目が見えず、耳も聞こえず、2歳で聴力を失ったためか言葉も聞き取れるものではありません。

初めて会った時に、そんな障害を持っているにもかかわらず、明るい久代さんに心惹かれたそうです。

2年の交際の後に結婚。

二人共50代を過ぎてからの新しい出発でした。


当初は山奥の小さな家で、好彦さんの農作業で暮らしていましたが、山奥で足場も悪く、ガスも無いのでお風呂も薪で焚くような生活に久代さんが疲れてしまったようです。

その不便さを解消するために、里山に降りてきましたが、それでも街中のような便利さはありません。

好彦さんが農業にこだわるので、農家を続けながら夫婦二人の暮らしが続きます。


朝は久代さんがお弁当を作り、朝食の準備も整えます。

目が見えなくとも、失敗を繰り返しながら、経験で台所の作業をこなしています。

パソコンも使い、農作業中の好彦さんにメールも送ります。

何よりの楽しみが、NHKの朝の連続テレビ小説だそうで、目も見えず耳も聞こえないので、好彦さんが久代さんの手に触れてドラマの会話を通訳するそうです。

この蝕手話での時間が何よりの楽しみだそうですが、このようなコミニュケーションの方法があることに驚きました。

物質的には決して恵まれた生活ではありませんが、夫婦二人、共に助け合って同じ時間を共有する。

「このような幸せもあるのだなぁ」と番組を見てしみじみと感じ入りました。s-138721.jpg
人間の体の中でも、この手の持つ力は素晴らしいものです。

私も整体師の仕事柄、手の持つエネルギー、癒しの効果が絶大な事は実感しております。

夫婦または親子の間でも、手に触れる、手を触れるというコミニュケーション、タッチングの機会をもっと増やせば、それぞれの関係がより温かいものになるのではないでしょうか。





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