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ありがたいお弁当

平成２７年　２月　5日（木）

今日は冷たい雨が降っています。

予報では夜半から、みぞれか雪になるかもということですが・・・

時々お客様から「先生はお昼ご飯はどうしてるんですか？」と聞かれることがあります。

私のお昼は開業以来、ずっとお弁当を家内に作ってもらっています。

初めはお弁当にご飯も一緒に入れていましたが、冷たくなると今ひとつなので、ご飯は小さな炊飯器で炊いています。

白米に雑穀を混ぜたものと、ワカメのお味噌汁が定番です。

この炊飯器も開業当初から使っていますので、もう長いですよね。

裏には１９９４年製と書いてあります。

他にも掃除機が同じく１９９３年製で、こちらもホースが切れてテーピングで補修してありますが、まだまだ元気に使えそうです。

やはり物にも命が宿ると言いますが、大切に使っていると故障しないで長く使えるようです。

それにしても不思議とお弁当は飽きないですね。

もう２０年以上続けていますが、全く飽きません。

時々には気分転換に外食することもありますけど、もし毎日が外食だったら飽きちゃうのではないかな？

人によっては毎日が外食の方もいるかと思いますが「今日は何を食べに行こうか・・・」と考えるのも結構大変なような気がしますが、どうなのでしょうね？

今は高校生の息子もお弁当なので、家内は毎朝6時半に起きて二人分のお弁当を作ってくれます。

毎朝のことで、メニューを考えるのもすごいと思います。

自分ではなかなか出来ないだろうなぁ・・・

毎日毎日、本当にありがたいことです。

いつも食べる前には「食事五款」という禅の食事を頂く前の感謝の言葉を唱えます。

「いただきます」は食材になってくれた野菜や魚、肉などの命を頂きますということです。

そしてその命を頂くお陰で、自分が生きることができます。

「ごちそうさま」の「馳走」は「馳せ」「走る」と書きます。

ほうぼうを走り回り、食材になるものを探して調達し、真心を込めて調理したものが「馳走」です。

特別に豪華な食事でなく、粗末でも真心を込めて作られた料理は「御馳走」なのです。

ですから、食事を頂いた側は「御馳走様」というわけですね。

それでは今日もすべての恵みに感謝して「いただきます」